2011年07月27日

放浪息子イラストコンテスト結果

hourou01.jpg
ノイタミナ枠のアニメ『放浪息子』の放送期間にTwitter上で行われていたトリビュートイラストコンテストで入賞しました。

と言っても「惜しかったで賞」と、特に景品も無いおこぼれ枠ですが(笑)

放浪息子イラコン2.jpg
「惜しかったで賞」を受賞したしたにとりん。まずはにとりんだろうと、詰襟の男の子の姿とセーラー服を着た女の子のイメージを対比させた感じ。

アンニュイな千葉さん.jpg
もう一枚入選した千葉さん。「雪解け?」辺りのやさぐれ不登校状態。SAIの塗り方を色々試していた頃ですね。

このイラコン企画、放送約1ヶ月前の12月上旬にtwitter上で公式がアナウンスしているのをフォロワー経由で知りました。しかも優秀賞に選ばれたイラストはDVDやBlu-rayに掲載されるかも…だと…?志村貴子先生のマンガ、特に『放浪息子』はフェイバリットで、「2006年以降に一番影響受けたマンガは?」と聞かれたら「げんしけんと放浪息子!」と即答しちゃうほど好きな作品です。
当時BSアンテナも無く深夜アニメなど視聴出来るはずも無い田舎、HDDレコーダーはもっぱらプリキュア専用であるアニメ難民な自分は、公式ページで配信されたPVを観て映像の美しさに感動し最初からBlu-rayで買うつもりだったので「セル版に掲載されるなら一生記念になる」、更に「副賞の志村貴子賞で先生のサイン入り色紙をGETしたい!」と最優秀賞を狙わない微妙な志でお絵描きを開始しました。

丁度この頃、画一的なエロゲ塗りに疲れを感じ、SAIで筆や水彩筆ツールを使ったアナログタッチの練習にと、放浪息子のイラストを数枚描いていたのでタイミング的にも良かったです。全ては運命石の扉(シュタインズ・ゲート)の選択ゥッ!?

illust019g.jpg
にとりん練習

illust020g.jpg
高槻くん練習

illust021g.jpg
にとりん、高槻くん、千葉さん、佐々ちゃん(小学生時代)

募集規約に「未発表の作品に限る」とあったので、とりあえず新規で2枚ほど描いて投稿したところ、いきなり2枚とも優秀賞に選ばれてしまいました。

優秀賞作品一覧(期間:2010/12/3〜2011/3/31)
http://www.houroumusuko.jp/special/illust_weekly.html

このイラコン、毎週投稿されたイラストの中から4〜5枚優秀賞が選ばれ公式ページへ掲載されます。最終的に掲載された作品の中から最優秀賞及び副賞を選考する方式ですが、まだイラストを募集開始して間もなかったので投稿数が少なく、2枚とも掲載されるという先手必勝、早い者勝ちな結果に(笑)この事態には驚き、何という僥倖!

その後3枚ほど投稿してみるも選ばれず、いきなり2枚も載ってしまったのは逆に仇かも…、もっと気合入れて描き込んだものを投稿すれば…と先走りを後悔しつつ、もう一枚だけ描こうかな。メインヒロインの安那ちゃんを、と考えていた矢先に3.11東日本大震災発生。福島で原発にも結構近い自宅も打撃を受け、3月末まで兄家族宅の水戸へ避難していました。その間にアニメもコンテストも終了。無念。


自宅に戻り地震の後片付けをしている間に1巻のBlu-rayが届きました。

hourou03.jpg
本当に載ってました!付属のブックレットに2枚とも!

その後、最優秀賞が発表されました。最優秀賞1名、志村貴子賞3名、あおきえい監督賞3名と計7枠ありましたが、自分のイラストは残念ながら選ばれず。しかし受賞したイラストの上手いこと。上手いだけじゃなく明確なテーマやメッセージや愛がハッキリ伝わって来ます。このレベルに食い込むにはまだまだ届かないと痛感しました。

当初予想より優秀賞に選ばれたイラストが多くなってしまったそうで、最終選考も1ヶ月遅れとなったのですが(震災の影響もあったのでしょう)、優秀賞でWebに掲載されたイラストはどれも愛あふれた絵ばかりで勿体無かったのかな?(志村先生の相棒であるイシデ電氏のイラストも掲載されていたのはウケましたが)、発表と同時にユーザー投票で優秀賞の中からユーザー賞3作を再選抜と敗者復活的な企画が始まりました。

iwaokahisaeさんのちーちゃんとモモを選びコメントを加えて送信し、自分の中ではひとまずイラストコンテストは終了。

hourou02.jpg
ちーちゃんの口がツカンコかわいい(`◇´)

1ヶ月ほど経過、思い出したように公式ページを覗いたら自分のイラストが掲載されているじゃありませんか!まさかのユーザー賞でポスターゲット!?

最優結果
http://www.houroumusuko.jp/special/illust.html

ユーザー賞ではなくて特別に設けられた「惜しかったで賞」…ユーザー賞に惜しくも届かなかった作品(景品は無し)でした。でも、これってユーザー投票で上位6枠に食い込めたってことですよね。ポスターには届きませんでしたが、公式に大きく掲載されたので間違いなく大勝利と言える結果です。『放浪息子』という作品に公式で足跡を残す事が出来たのが何より嬉しい。以前『青い花』のアニメ放送時にpixivで行われていたイラコンに参加出来ず悔しい思いをしたので尚更です。

お絵描きを続けてきて良かったなーと思える2011年の出来事でした。


余談ですがtwitterで高校から付き合いがある、当時からX68000のペイントソフトでCGの真似事をしていた事を知る先輩から「おめでとう!継続することって大事なんだな!」とお褒めの言葉を頂きました。ありがとうございます…絵描きに費やした分色々失ったものも多いですけどね!(だから軽く継続とか言わないでね はぁと)と、その後の新年会で本人に愚痴りました(笑)

ちなみにお絵描きの真似事というのは、当時はスキャナやペンタブなど学生の手に届くシロモノではなく、アナログで紙に描いた絵をサランラップを敷いてマジックでトレース、ラップをCRTに貼り付けマウスで線をなぞるという、俗にラップスキャンと呼ばれた原始的な方法を使っていたからです(サランラップは静電気でくっつきます。他の作業をするに邪魔にでも一度剥がすと破れたり同じ位置に貼るのが困難なので1週間モニタに線画が描かれたサランラップを貼り付けた状態を家族に見られる羞恥プレイに
こんな貧乏ノウハウが、Forzaのペイントカー制作で再び日の目を見る事になるとは思いませんでした(笑)

入賞しなかったイラストはまた今度まとめて雑記にしようと思います。
posted by 4040 at 22:04| Comment(0) | イラスト
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]